朝井リョウのエッセイおすすめの順番は?ゆとり三部作を徹底解説

こんにちは。aiです。
『桐島、部活やめるってよ』や直木賞を受賞した『何者』。
そして衝撃作『正欲』など、鋭い視点で社会を切り取る小説で知られる朝井リョウさん。
でも、彼のエッセイを読んだことはありますか?
もしまだ小説しか読んだことがないという方がいたら、本当にもったいないです。
小説家としてのクールで知的なイメージとは真逆の素顔が、そこにはあります。
お腹が弱くて、自意識過剰で、とんでもなく面白い狂気が詰まっているんです。
ファンの間では電車の中で読んではいけないとか、腹筋が崩壊するとまで言われるエッセイシリーズ。
今回は、ファンとして全力でおすすめする読む順番や、各作品の爆笑ポイントをご紹介しますね。
- ゆとり三部作の正しい読む順番と時系列
- 各エッセイ作品ごとの詳しい見どころと解説
- 伝説の爆笑エピソード「肛門記」の衝撃的な内容
- 小説作品との激しいギャップなどエッセイの魅力
失敗しない朝井リョウのエッセイおすすめと読む順番
朝井リョウさんのエッセイといえば、通称「ゆとり三部作」と呼ばれるシリーズが有名です。
タイトルがどれも名作小説のパロディになっているので、どれが最初か迷ってしまう方も多いはず。
ここでは、初心者が一番楽しめる鉄板のルートと、各作品の詳しい解説をご紹介します。
ゆとり三部作を時系列で読む順番

まずは結論から言っちゃいますね。
このシリーズは一話完結型なのでどこから読んでも楽しめます。
ですが、出版された順番、つまり時系列順に読むのが絶対に一番面白いです。
『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』『そして誰もゆとらなくなった』の順番ですね。
環境はどんどん立派になっていくのに、中身は全く変わらない。
いや、むしろポンコツぶりが悪化しているという、成長と退化の記録として楽しめるんです。
第一弾『時をかけるゆとり』の解説

記念すべきシリーズ一作目は、主に大学生時代のエピソードが中心に綴られています。
上京してからのカルチャーショックや、友人たちとのバカバカしい日常が最高に面白いです。
特に、就職活動に対する斜め上の視点や、若さゆえの過剰な自意識が爆発しています。
学生ならではの無軌道なエネルギーに満ちていて、読みながら何度も吹き出してしまいますよ。
朝井先生の原点とも言える、エッセイ初心者にも最初におすすめしたい一冊です。
第二弾『風と共にゆとりぬ』の解説

二作目は、社会人として働きながら小説を書いていた兼業作家時代が舞台になります。
直木賞を受賞して一躍時の人となった裏側で、どんなドタバタ劇があったのかが描かれています。
会社員としての激務と執筆のプレッシャーの狭間で、徐々におかしくなっていく奇行から目が離せません。
社会の荒波に揉まれながらも、相変わらずお腹が弱くて不器用な姿に親近感が湧きまくりです。
伝説の肛門記が収録された風と共にゆとりぬ
もし時間がないから一番面白いやつだけ教えてと言われたら。
私は迷わず、この2作目の『風と共にゆとりぬ』を推します。
なぜなら、ファンの間で伝説となっている超大作エピソードの肛門記が収録されているからです。
直木賞作家が自身の痔の手術と入院生活を、これでもかというほど赤裸々に書き綴っています。
この一編を読むためだけにこの本を買っても、絶対にお釣りがくると断言できます。
第三弾『そして誰もゆとらなくなった』

三作目にして完結編となる本作は、専業作家となり30代に突入した日々が描かれます。
人間ドックでの絶望的な体験や、世間の常識とのズレに葛藤する姿がユーモラスに綴られています。
体力の衰えを自覚しつつも、持ち前の観察眼と自意識はさらに研ぎ澄まされているのが流石です。
ゆとり世代を代表する作家が、大人になることの悲哀を笑いに変えて届けてくれる最高傑作ですね。
ギャップを楽しむ朝井リョウのエッセイの魅力

朝井リョウさんのエッセイ全体に漂う魅力は、なんといっても凄まじい高低差にあります。
ここからは、作品をさらに楽しむためのポイントを解説しますね。
シリアスな小説作品との激しいギャップ
『正欲』などで現代社会の歪みを冷徹に見つめる作風の人が、エッセイではお腹痛いと叫んでいる。
このシリアスな小説との激しいギャップこそが最大の魅力です。
あの天才作家の頭の中にも、こんなにどうしようもない部分があるんだという発見。
それが強烈な親近感を抱かせてくれて、ますます朝井先生のファンになってしまうんです。
電車内での閲覧注意!腹筋崩壊の内容
これ、本当によく言われることですが、絶対に電車や静かな場所で読まないでください。
油断しているところに不意打ちで笑いのパンチを食らわせてくるんです。
静かな場所で吹き出してしまうと、本当に社会的に死にますから気をつけてくださいね(笑)
辛いことがあった日でも、これを読めば笑い飛ばせるはずですよ。
最後に朝井リョウのエッセイおすすめ作品を総括

もしあなたが日々の生活に疲れを感じているなら、ぜひゆとり三部作を手に取ってみてください。
そこには、高尚な教訓は一切書かれていないかもしれません。
でも、ページをめくっている間だけは、嫌なことをすべて忘れて笑っていられる。
そんな至福の時間が約束されているので、思いっきり腹筋を崩壊させてくださいね。
- ゆとり三部作の正しい読む順番と時系列
- 各エッセイ作品ごとの詳しい見どころと解説
- 伝説の爆笑エピソード「肛門記」の衝撃的な内容
- 小説作品との激しいギャップなどエッセイの魅力
